真昼に越北試み臨津江渡ろうとした男性1人射殺される
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.09.17 09:11
臨津江(イムジンガン)を通って北朝鮮に行こうとしていたと思われる民間人1人が射殺された。16日午後2時23分ごろ、京畿道坡州市(キョンギド・パジュシ)の西北側の自由路近くの臨津江(イムジンガン)沿いで、N氏(47)のパスポートを所持した男性1人を警戒勤務中だった陸軍部隊の哨兵が射殺したと軍当局が明らかにした。
合同参謀本部の関係者は「体に発砲スチロールで作った浮漂を縛りつけて臨津江に飛び込んだ男性を哨兵が発見し、戻って来るよう制止したが応じないまま川に飛び込んだ」として「軍の警告射撃にもかかわらず、そのまま水の中に入って行ったので照準射撃を実施した」と明らかにした。軍は調査団を設けて死亡した男性の身元などを確認している。軍によると、韓国国民と推定される民間人が北朝鮮に渡って行こうとして射殺されたのは1990年代以降初めてだという。