「日本人が殺害されるのを…」 アルジェリアの人質事件鎮圧、依然20人が行方不明
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.01.21 08:51
アルジェリアでの人質事件は最小25人の人質の犠牲という残酷な結果で幕を下ろした。アルジェリア軍の無理な救出作戦と武装グループの報復殺害が続いた結果だ。現場にいた外国人20人余りの行方がいまだ不明で、死亡者数はさらに増えるものとみられる。
AFP通信は20日、アルジェリアの地元テレビ局の報道としてアルジェリア軍が作戦終了後にガス施設を捜索する過程で人質25人の遺体を発見したと報道した。これで16日からアルジェリア南東部のブリティッシュ・ペトロリアム(BP)のガス施設で起きた人質劇による死亡者は人質25人、武装グループ32人の57人となった。
アルジェリア国営SPA通信によると、アルジェリア軍の特殊部隊は前日イナメナスにある天然ガス施設で最後の救出作戦を展開し武装グループ11人を射殺した。この過程で武装グループが人質7人を追加で殺害した。アルジェリア政府は最終的にアルジェリア人685人と外国人107人を救出したと明らかにした。17日に軍事作戦を始めたアルジェリア軍は武装グループがガス施設に火を付けて爆破させることを防ぐためこの日最後の攻撃を電撃実施したとSPAは説明した。また、アルジェリア特殊部隊が距離を狭めてくると武装グループの残党が捉えていた人質を報復処刑したと付け加えた。