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【コラム】「あなたはどちら側なのか」=韓国(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.09.03 14:01
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李石基事件とは別に、すぐに裁判所の判断を待つ問題がある。ドキュメンタリー映画『韓国哨戒艦「天安」プロジェクト』上映禁止の仮処分訴訟だ。韓国哨戒艦「天安」事件は、韓国社会のトラウマだ。韓国哨戒艦「天安」爆沈が北朝鮮の仕業だという政府の発表を信じるか否かという合理や理性を離れ、信念の問題であり思想検証の手段にもなってしまった。従北主義者と烙印を押される覚悟をせずには、信じられないという話をむやみにすることが難しくなっている。憲法裁判官候補に出てきた人も「韓国哨戒艦『天安』事件が北朝鮮の仕業だと信じるか」という質問を避けられなかった。「政府の発表を信頼するが、直接見ていないために確信はできない」と答えたせいで彼は人事聴聞会の壁を越えることができなかった。

『韓国哨戒艦「天安」プロジェクト』は、政府発表に疑問を提起しにくい韓国社会の疎通問題を扱った映画だと制作スタッフは説明する。映画は“座礁説”と“座礁後衝突説”を主張する人々の証言とこれをめぐる法廷の名誉毀損の攻防を扱っている。映像物等級委員会で「12歳以上観覧可」の判定を受けたが事実をわい曲し犠牲者の名誉を傷つけたという理由で、海軍と遺族が上映禁止仮処分申請を出して終盤にブレーキがかかっている。現在、議政府(ウィジョンブ)地方裁判所高揚支院で審理が行われている。予告された5日の封切り日程に合わせるには、今日明日にも結論を出さなければならない。

 
9・11テロに関する陰謀説を扱ったドキュメンタリー映画『華氏911』は、米国で何の問題もなく公開された。政府・遺族、誰もブレーキをかけなかった。イラク戦争に参戦した兵士1人がマイケル・ムーア監督を名誉毀損容疑で告訴したが敗訴した。選択と評価は、観客の役割だ。上映さえ出来ないようにするのは表現と創作の自由侵害だ。

とんでもない質問だといって出来ないようにするならば、疎通は不可能だ。疑問を提起できない社会は、死んだ社会だ。表面的には平和かもしれないが、基礎がぜい弱で不安な社会だ。どちら側なのかを尋ねずに、騒々しくても疑うことを容認する社会が健康な社会だ。そのような社会でこそ創造も可能だ。創造の原動力である人文学の本質は、疑うことだ。

ペ・ミョンボック論説委員・巡回特派員




【コラム】「あなたはどちら側なのか」=韓国(1)

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