【コラム】アフリカが韓国を待っている(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.08.30 17:03
2006年にコンゴ民主共和国の大統領に当選したジョゼフ・カビラ。1971年生まれの彼は、選挙で選ばれた大統領では世界最年少だ。2011年にコンゴ民主共和国を訪問した当時、この若い大統領の手に英文版『韓国経済開発史』があったのを見た。「良い暮らしをしよう」という意志がみなぎる彼は、公然と故朴正熙(パク・ジョンヒ)大統領が自分のロールモデルだと語った。自国の国民のより良い暮らしのために欠かせないインフラの建設に拍車を掛ける姿が非常に印象的だった。
今年6月にソウルを訪問したアルマンド・ゲブーザ・モザンビーク大統領から、異例にも政策金融機関長の筆者に会いたいという連絡があった。あいさつが終わると、すぐにゲブーザ大統領はモザンビークの地図を広げ、自国の天然ガス田開発事業に対する韓国企業の積極的な投資と金融協力を要請してきた。