【コラム】「韓国の事例」に全世界が注視する(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.01.03 15:32
クリスマス休暇中に投資分野に勤務する米国人の同僚から韓国について尋ねる電話がかかってきた。 彼の質問は簡単なものだった。 韓国が国際社会で歓迎されない腐敗した不透明なシステムから、どのように開放的かつ透明なビジネス環境の模範に変貌したのかという内容だった。 中国で事業をする多くの米国人のように、彼も腐敗によって一貫性なく変更される規則の適用に失望し、中国がいつごろ、どのように、いわゆる「韓国の事例」をたどるのかを知りたかったという。
「韓国の事例」は最近、よく耳に入る言葉だ。 国際援助専門家は、どのように他国が開発の援助を受ける国から与える国に変わった韓国の道を歩むのかに関心を見せている。 アフリカの専門家は、自国が渇望するオリンピック(五輪)・ワールドカップ(W杯)・ワールドエキスポなどのグローバルイベントを開催した韓国の例に感嘆する。 中国がいわゆるソフトパワーの拡散に失敗する間、韓国の「江南スタイル」は世界10億人以上の注目を集めている。