安倍首相「アフリカに投資するなら今」、国別に個別会談…中国を意識か
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.06.04 09:06
「次の首脳お入りください」。横浜で3日に閉幕した第5回アフリカ開発会議(TICAD)。日本政府が5年に一度、アフリカ首脳を一斉に招いて行う“アフリカ友軍確保外交”の場だ。アフリカ54カ国のうち51カ国が参加した。このうち39カ国からは大統領ら首脳が直接参加し、残り12カ国は副首相・外相が参加した。日本の安倍晋三首相は3日間にアフリカ連合(AU)など国際機関を含め47件の個別会談を15分間隔で行った。会談ごとに安倍首相は「現地投資拡大」「インフラ整備支援」などのプレゼントの包みをほどいた。
3日の閉幕式で安倍首相は、「21世紀半ばにかけアフリカは間違いなく成長の中心となる。伸びていくアフリカに投資する時はまさにいまだ」という内容の「横浜宣言」を発表した。「近い将来必ずアフリカの地を踏む」という約束もした。日本の首相によるサハラ砂漠以南のアフリカ訪問はこの7年間ない。