類鼻疽にチクングニア熱…韓国に難治感染症の襲撃(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.08.07 14:01
2日にタレントのパク・ヨンシク氏の命を奪った病気は「類鼻疽」という感染病だ。韓国では非常になじみが薄い病気だ。2010年に法定感染病に指定されてから3人目の感染者がパク氏だった。死亡者が出て保健当局が説明資料を出したことで知られるようになった。
疾病管理本部が6日に明らかにしたところによると、法定感染病指定前にも韓国で6人の感染者がおり、このうち3人が死亡していた。2003年に47歳の男性がマレーシアを訪問し感染したのが初めてだった。2008年にタイで感染したタイ人労働者が死亡した。韓国人で初めての死亡者は2009年にカンボジア旅行に行き感染した47歳の男性だった。2003年以降で9人が感染し4人が死亡した。致死率が40%に達する恐ろしい感染病だ。9人の訪問地域はタイ、マレーシア、カンボジア、インドネシアなどだ。
◇パク・ヨンシク氏の命奪った類鼻疽の致死率40%