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疥癬・シラミ、どこで感染したのか…後進国病の逆襲=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.07.29 10:37
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今月初め、忠清北道鎮川郡(チュンチョンブクド・ジンチョングン)のある老人療養施設に入所していた高齢者2人と療養保護士2人が、伝染性の強い皮膚病である疥癬(かいせん)にかかった。これに先立ち昨年12月には慶尚北道(キョンサンブクド)のある療養病院で66歳の女性が疥癬にかかり、病院従事者3人が疑いのある病症に苦しめられた。疥癬がありふれた病気ではなかったためか2カ所とも対応が遅れて感染者が増えた。

疥癬は衛生状態が良くないところでしばしば発生する代表的な後進国型の病気だ。1970、80年代まではよく見られる病気だった。運が良くないということで「縁起が疥癬についた」と表現したほどだ。だが衛生状態が改善されながら関心から遠ざかっていた。

 
消滅したと思っていたこうした後進国型の病気が戻ってきている。疥癬だけでなくシラミ・百日ぜき・A型肝炎などがそのような類に属する。

28日、韓国の健康保険公団によれば2007年に3万6688人だった疥癬患者は2011年には5万2560人と4年間で43.3%増加した。人口10万人あたりの患者数をみると同じ期間に77人から107人に増えた。年齢別に見れば80歳以上の患者が人口10万人あたり447人と最も多い。

韓国健康管理協会が昨年6月から6カ月間、全国の小学生3113人を調査した結果、1.77%の子供からシラミが発見された。9歳以下の女子児童の感染率が高かった。2011年の感染率(4.7%)よりも低下したが、いまだにシラミが子供たちを困らせる。呼吸器疾患である百日咳は、80年代までは一年に1000人以上発症した感染病だ。昨年は約40年ぶりに全羅南道霊岩(チョンラナムド・ヨンアム)のある高校で集団発症した。A型肝炎もほとんどなくなっていたが2011年に5521人も発生した。

この病気が再び猛威を振るう理由は、以前よりも衛生水準は良くなったが団体生活の増加などで感染する可能性のある環境が増えたためだ。アルムダウン皮膚科整形外科のイ・サンジュン院長は「疥癬やシラミが消えずにおり、子供たちは保育園・幼稚園・塾などで、高齢者は療養院・療養施設で感染している」と話した。室内温度が高まるのも理由の一つに挙げられる。疥癬ダニやシラミは温度が高くなるほど活動力も活発になる。一山(イルサン)病院皮膚科のチョ・ナムジュン教授は「疥癬は伝染性が非常に高いため患者だけでなく家族・看病人・医療スタッフも追跡して一緒に治療しなければならない」として「下着や寝具類を洗濯した後、3日間は使ってはいけない」と話した。

疾病管理本部マラリア・寄生虫課のイ・ウォンジャ課長は「シラミに感染したら殺虫剤が入ったシャンプーを使って駆除してから一週間後に再度使えば卵まで駆除できる」と助言した。百日ぜきやA型肝炎の場合、以前の衛生状態が良くなかった時は適度に細菌に接して軽く病気にかかって免疫ができた。だが近頃は衛生があまりにも良くなったために少ない量の菌でも簡単にかかる。百日咳は米国・英国などの先進国でも韓国ように青少年・成人層の感染者が増加している。

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