文化が外交…東京の韓国大使館の実験(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.07.19 15:28
東京麻布に新築した駐日韓国大使館。ロビーで最初に訪問客を迎える絵はムン・ボム氏の抽象画「Slow,Same」だ。7階ホールのオ・ビョンウク氏の「私の心の海」は両国の間をつなぐ海を連想させる。向かい側の官邸にあるキム・ホンジュ氏の文字図シリーズは文字と絵、構想と抽象を行き来し、言語以外の手段でも疎通できるというメッセージを伝える。小応接室は韓屋の広間、庭は伝統庭園のように飾られている。
18日に開館式が行われた新しい駐日韓国大使館は、キム・テホ氏、キム・ホドゥク氏、ペ・ビョンウ氏、イ・サンナム氏など今日の韓国美術界をリードする重鎮が寄贈した絵画、彫刻、写真など21点が展示された「美術館級大使館」だ。韓流で始まった韓国文化に対する関心を継続する前進基地として定着するという初めての試みだ。いわゆる文化外交のもう一つの顔だ。