韓日関係急冷却…韓流輸出にも打撃か
ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版2012.08.21 12:06
李明博(イ・ミョンバク)大統領の独島(ドクト、日本名・竹島)訪問と天皇に対する謝罪要求などで韓日関係が急速に冷え込み、韓流商品輸出にも赤信号が灯った。芸能界では両国間の敏感な外交問題により日本国内で嫌韓・反韓の雰囲気が強まらないか神経を尖らせている。
すでに俳優ソン・イルグクは独島問題で流れ弾に当たった。BS日テレは当初21日からソン・イルグクが出演したドラマ『神と呼ばれた男』を放映する計画だったがこれを無期限延期した。ソン・イルグクが光復節を迎え歌手キム・ジャンフンらと慶尚北道蔚珍(キョンサンブクド・ウルチン)から独島まで泳いで渡る「8・15独島横断プロジェクト」に参加したのを問題視したのだ。フジテレビ「とくダネ!」などはソン・イルグクの独島プロジェクトに大きな関心を見せ、素早く取材し放送した。フジテレビのあるプロデューサーは、「独島を横断したソン・イルグクとキム・ジャンフンは韓国のトップスターで、視聴者たちの関心が高かったようだ。極右派のデモの恐れがあり当分は放送局側に韓国ドラマやスターの出演に対し敬遠する雰囲気があると予想する」と話した。