<アシアナ機着陸失敗>「NTSBの性急な情報公開が憶測招く」 操縦士協会が批判
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.07.11 09:47
アシアナ航空機着陸事故と関連し、米運輸安全委員会(NTSB)が操縦士側に一方的に不利な情報を次々と公開し、調査結果に憶測を招くという指摘が提起されている。特にワシントンDCに本部を置く国際民間航空操縦士協会(ALPA)は8、9日(現地時間)、NTSB側を激しく批判した。
1931年に設立された国際民間航空操縦士協会は、韓国・米国・カナダなど航空33社所属の操縦士約5万人が加入している世界最大の操縦士権益擁護団体。
協会は8日に出した声明で、「NTSBが調査序盤にブラックボックスや音声記録装置など事故の原因と関連し、憶測を招く情報を過剰公開している」と明らかにした。また「こうした部分的な情報は事故の原因について、手に負えない憶測を呼ぶおそれがある」と懸念を表した。