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【コラム】振り返ってみる歴史の峠、韓国戦争(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.06.24 16:39
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私たちの記憶の中では生きて呼吸をしている戦争だった韓国戦争は、もうすでに歴史に記録されその中で認識される戦争へと性格が変わりつつある。3年1カ月にわたる砲火の中で幸い生き残った国民や国を守ろうと参戦した勇士はすでに80、90代の老境に達した。これからは戦争の体験談に加えて韓国戦争の歴史的意義を探ってみることに力を傾けなければならない時だ。

流れる時間の中で、毎日蓄積されていく私たちの記憶をどのように整理して統合し意味を付与するのかといった次元で歴史を理解するならば、歴史というのは絶えず試みられる意識的な創造努力の所産にならざるをえない。昨年春に出版されたチェ・ジョンホ教授の現代史談論集『私たちはどんな時代を生きているのか』は、まさにそういう歴史意識に立った創造的努力の模範と言える。歴史、特に現代史についてのサボタージュや忌避は絶対に正当化されないと主張するチェ教授の1980年の論文『韓国現代史と韓国戦争-歴史家と言論人』は、私たちに示唆するところが少なくない。

 
まず韓国戦争を韓国現代史の基点として見るべきだというチェ教授の主張には相当な説得力がある。現代史の基点をどこに置くのかは、国や学者によって多くの変化を経てきた。フランスは1789年の大革命、英国は1832年の議会制度の大改革、ドイツは1917年の米国の第1次世界大戦介入とレーニンのボルシェビキ革命、そして日本は1868年の明治維新をそれぞれ現代史の基点に選ぶ場合が多い。韓国の場合、なぜ1910年の国権喪失や1945年の解放よりも、1950年の韓国戦争を現代史の起源に設定すべきなのか。チェ教授は韓国戦争を“世界が韓国に入ってきた戦争”であり同時に“韓国が世界に入っていった戦争”だったと規定する。韓国戦争は民族国家の境界線をこえて全地球的に拡大した理念体制と社会体制の対立と紛争を代行して戦った市民戦争であり同族間の戦争であったということだ。

韓国、北朝鮮に加えて米国と中国、そして国連の旗印を前面に出した16カ国が参戦した韓国戦争が、韓半島の存在を世界に認識させて韓国史を世界史の一部にした契機になったことは事実だ。しかしこのような韓半島と韓民族の世界化の過程は、20世紀前半の独立運動期に進行された韓民族内部での自主的選択と第2次世界大戦の終戦および冷戦初期の国際関係が入り乱れて起きた結果とも見ることができる。王朝時代に終わりを告げて近代国家樹立を指向した独立運動は、英米の自由民主主義体制とソ連のマルクス・レーニン主義体制という2つのモデルをめぐって二分化された。一方1945年、連合国の秘密交渉の結果によって韓半島は38度線で南北に二分化され東西冷戦を主導した米軍とソ連軍がそれぞれ進駐した。3年後の1948年、南と北に2つの国家体制が樹立され、その2年後に韓国戦争が勃発したのは、まるで歴史が予定された手順を踏んだようだという思いさえする。1949年の中国共産党の内戦勝利がスターリン、毛沢東、金日成に韓国侵攻に勝算があるという自信を吹き込んだのだろう。


【コラム】振り返ってみる歴史の峠、韓国戦争(2)

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