韓国が援助に力入れたベトナムが建設海外受注1位に(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.05.22 13:09
2003年10月7日、インドネシア・バリ。ASEAN+3首脳会議が開かれた。この日盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領はカンボジアのフン・セン首相と個別に会った。その場でフン・セン首相に経済開発支援を約束した。この当時カンボジアのクランポンリー川は悪名が高かった。雨季になるといつも氾らんし一帯を水浸しにした。何カ月も農作業ができないどころか飲み水も確保するのが大変だった。
10年が過ぎた2013年4月。クランポンリー川にはダムが作られた。汝矣島(ヨイド)の約32倍に達する土地を掘り起こし水をせき止め水路を作った。昭陽江(ソヤンガン)ダムの10分の1の大きさだ。昨年ダムが完工すると洪水や干ばつはなくなった。10年前の両首脳の約束が結実したのだ。対外経済協力基金(EDCF)が3000万ドルを支援して韓国水資源公社と錦湖(クムホ)産業が5年間取り組んだ成果だ。これはダウンツリーダムなど各種水資源関連事業の受注につながった。政府開発援助(ODA)が道筋をつけすぐに韓国企業がその後に従った模範事例だ。