朴槿恵大統領“開城工業団地撤収令”中国と事前疎通(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.04.30 15:39
朴槿恵(パク・クネ) 大統領が開城(ケソン)工業団地の労働者撤収という決断を下す直前に、中国外交ラインに韓国側の事情を説明して理解を求めていたことが確認された。
対北朝鮮情報ラインの事情に明るい韓国政府の核心関係者は29日、匿名を前提に「韓国側が開城工業団地撤収令を下す前、中国にこの事実を知らせて互いの意思疎通を図った」と話した。この関係者は「今回の措置は北朝鮮に対する変化を促すとともに、中国がより積極的に北朝鮮に対する役割を果たすことを注文する性格もある」として「(私たちが公団閉鎖を甘受しても)北朝鮮が国際社会での信頼を守らないという点が明白に公表されるならば、中国はこれ以上北朝鮮の肩を持つことができるだろうか」と説明した。それと共に「中国は、北朝鮮が(挑発を)本当に出来ないようにする究極的なレバレッジ(テコ)と力があるが、現在これを使わないでいる」として「国際社会で北朝鮮の行動の肩を持ちにくい状況を何度も作れば、中国も何か(積極的な介入)をするほかはなくなる」と強調した。