「開城工業団地重大措置…死刑宣告受けた心情」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.04.26 10:17
25日午後5時過ぎ、ソウル武橋洞(ムギョドン)にある開城(ケソン)工業団地企業協会事務室には入居代表者2人が深刻な表情で話していた。両手に統一部声明書を持っていたA入居企業代表は「まるで死刑宣告を受けた囚人のような心情」と言いながらすすり泣いた。北朝鮮で対話に応じなければ「重大措置」を取るという政府の宣言が出たためだ。衣類製造業を営む彼は「措置が出てもどうともいえないじゃないか」「それまで見守るしかない」と話した。
23日間操業が中断しながら開城工業団地入居企業らの被害は雪だるまのように大きくなっている。企業らは現在まで被害額が1兆ウォンをはるかに超えていると推定している。A代表は「現在の消費者価格基準として30億ウォン分を超える衣類3万着が開城工業団地に縛られている」として「適時に供給することができなければ直ちに在庫になるだろう」と訴えた。