<WBC>復活した日本のエース田中 「優勝しかない」
ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版2013.03.13 14:47
エースが復活した。 日本のマウンドが笑う。 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表の右腕・田中将大(24)が最高のピッチングを見せた。 大会前から続いていた不安感を吹き飛ばす快投だった。 日本代表を率いる山本浩二監督(67)は田中の決勝戦先発も示唆した。
田中は12日、東京ドームで行われたオランダとの2次ラウンド順位決定戦の5回、3番手で登板し、1イニングを2奪三振の無失点に抑えた。 強化試合を含めて6試合目で初の無失点投球となった。 数字も良いが、内容はさらに良かった。 最初の打者ボーハールツを3球三振、リカルドをファウルフライ、オデュベルを空振り三振に仕留めた。 最高球速は149キロ。 今大会で封印していた110キロ台のスローカーブを織り交ぜ、130キロ台後半で落ちるスプリットをうまく活用した。 低く制球されたストレートと変化球の球速差は最大30キロで、打者のバットは空を切った。 試合後、田中は「緩急の調節がうまくいった」と満足感を表した。