金正日「核保有を認めさせ、米国との心理戦は…」遺訓全文を初公開(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.01.29 10:27
金総書記は「(北の核廃棄に向けた)6カ国協議をうまく利用する問題が最も重要だ」とし、「この会談をわれわれの核をなくす会議ではなくわれわれの核を認めわれわれの核保有を世界に公式化する会議にするべきで、われわれに対する国際的制裁を解除させる会議になるようにしなければならない」とした。6カ国協議が進められる間に北朝鮮は核開発にまい進してきたし、核兵器開発の最終段階に突入したものと政府当局は評価している。
政府当局者は、「今年で6カ国協議が開かれて10年になるが北朝鮮はこれまで2度の核実験と4回の長距離ミサイルを発射した。北朝鮮は6カ国協議を進める間に時間を稼いで核とミサイルを開発した」と話した。北朝鮮の最終目標が核廃棄ではなく核保有という事実が金正日の遺訓に従ったものと確認されたことで韓国政府は北朝鮮の核実験を既定事実とみて国際協調など対策を議論中だ。