北ロケット解体説ミステリー…米国「情報出していない」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.12.14 09:24
北朝鮮が長距離ロケットを発射する前日の11日、発射台に設置したロケットを解体したという報道があった。11日午後、北朝鮮がロケットの修理のために解体し始めたという一部の報道が出た後、政府当局者は確認も否認もしないNCND(事実上の確認)と「10日以内の発射は難しいようだ」という説明をした。これに基づき、11日午後から12日に北朝鮮がロケットを発射する前まで、「年内の発射は難しいだろう」という報道が相次いだ。
これに対し、米情報当局者は「なぜそのような話が出てきたのか分からない」と疑問を韓国側に表してきた。11日午後に解体報道が出た直後だった。米国側はロケット解体の事実自体がなかったと見ていた。匿名を求めた米情報当局者は13日、「発射台解体説についてはわれわれが全く知らない話」とし「われわれはこうした情報を出していない」と否定した。ワシントンの外交消息筋も「北朝鮮が発射台を解体したと韓国メディアが報道した当日、米当局者は『なぜそのような報道が出るのか』という反応を見せた」とし「発射台解体説は韓米情報当局間で共有された情報でないと理解している」と述べた。