韓国の軽自動車シェア、通貨危機以来最高…不況・原油高が理由
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.06.15 10:28
景気後退、原油高が続く中、軽自動車が第2の全盛期を迎えている。起亜(キア)の「モーニング」「レイ」、韓国GMの「シボレー・スパーク」の韓国産軽自動車3種の5月の販売台数は1万8376台で、前年同月比21.2%増えた。3月から3カ月連続で1万8000台以上売れた。「モーニング」は8000台ずつ、「スパーク」は6000台ずつ売れている。今年1-5月の韓国産乗用車販売台数全体の15.7%で、これは通貨危機当時の98年(27.6%)以来最も高い。グローバル金融危機が襲った08年(14%)より高い。
起亜車清潭洞(チョンダムドン)支店のナ・ウォンホ・チーム長は「今年に入ってから販売台数の30%以上がモーニングとレイ」とし「相談しに来る顧客は車の価格とともに各種の優遇に関心がある」と伝えた。軽自動車を購入する場合、取得税のほか、自動車税にかかる特別消費税と教育税が免除される。高速道路・トンネル通行料と公用駐車場利用料も50%割引となる。