サムスンとアップルの首脳が対面、特許訴訟反転の可能性
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.05.21 08:41
この1年間に特許戦争を鋭く繰り広げてきたサムスン電子とアップルの首脳が21日午前10時ごろから2日間にわたり米カリフォルニア北部地裁で顔を合わせる。サムスン電子の崔志成(チェ・ジソン)副会長とアップルのティム・クック最高経営責任者(CEO)の対面に電子業界が注目している。裁判の主審を担当したルーシー・コー判事の仲裁に従ったものだ。この席には双方の法律代理人と主要関係者が同席する。今回の会合のため崔副会長は20日午前に専用機で出国した。両社は現在米国をはじめとする10カ国で47件の訴訟を進行中だ。
サムスン電子関係者は20日、「両社が一挙に満足するほどの結論を引き出すのは容易ではないだろう」としながらも、「それでもある程度は成果を出せないかと思う」と話した。すぐにすべての訴訟を終わらせるのは現実的に不可能だ。