「職場でいじめられた」猟銃乱射し1人死亡=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.02.16 10:12
職場でいじめにあったという30代の男が15日、元同僚らに恨みを抱いて猟銃を乱射し1人を殺害した。西部劇のような事件が起きた。この日午前9時40分ごろ、忠清南道瑞山市(チュンチョンナムド・ソサンシ)の寿石(スソク)農工団地内の自動車シート製造会社で、3年前にこの工場に務めていた31歳の男が自身の乗用車に乗って猟銃を乱射し、同社従業員1人が死亡、2人が負傷した。肩と腹部に銃弾を受けた1人は近くの病院で救急治療を受けた後ヘリコプターで仁川(インチョン)の病院に移されたが重態だ。
警察の調査の結果、男はこの日午前8時50分ごろに忠清南道唐津(タンジン)の交番に立ち寄り自身の所有になっている猟銃と実弾258発(散弾2580発)を受け取ったことが明らかになった。男彼は警察に「提川(チェチョン)に狩猟に行く」と話し、警察も特に疑うことなく銃と実弾を渡したという。唐津は今月20日まで狩猟が解禁されていた。銃はイノシシとシカを狩る狩猟用だ。