先月の韓国の外貨準備高、辛うじて3000億ドル維持
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.10.06 14:49
9月の外貨準備高は3033億8000万ドルだった。 市場からは安堵のため息がもれた。 ウォン安を阻止するため3000億ドルを割ったのではという見方があったからだ。 しかし依然として不安感は残っている。 前月に比べて88億1000万ドルが減ったからだ。 これはリーマンショック当時の08年11月(117億5000万ドル減)以来最も大きい減少額だ。
韓国銀行(韓銀)国際総括チームのシン・ジェヒョク課長は5日、「ユーロと英ポンドが値下がりし、これらの通貨建て資産のドル換算額が大きく減ったため」と説明した。 この期間、ユーロは6.8%、ポンドは4.1%値下がりした。 しかしこれだけでは説明がつかない。 主要通貨が同じほど値下がりした昨年11月には外貨準備高の減少額は31億ドルだった。 通貨当局の介入が外貨準備高の減少により大きく作用したという見方が出る理由だ。