宮崎吾朗監督「存在感大きい父・宮崎駿が私の作品に涙」(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.09.28 09:48
宮崎吾朗氏は結局、家業に戻った。「コクリコ坂から」は父・宮崎駿氏が企画と脚本を、吾朗氏が演出を引き受けた。終戦直後の1953年を思い出しながら88年の「となりのトトロ」を制作したという宮崎駿氏は、東京オリンピックが開催された63年を思い出しながらこの映画を企画した。ジブリ作品の中でも最も懐かしさが感じられる。海で亡くなった父を思いながら下宿業を経営する少女・小松崎海と少年・風間俊との初恋が描かれている。二人は古くなったサークルの建物の撤去に反対する運動をしながら徐々に親しくなる。
制作過程で親子の間の衝突はなかったのだろうか。