【噴水台】韓国アニメーションのポロロ…韓国で子供たちの大統領
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.07.19 16:19
パイロット帽とゴーグルを身につけたペンギン。 幼児用アニメーション「ポンポンポロロ」の主人公ポロロだ。 2003年に誕生し、世界100カ国以上に輸出された。 ブランド価値だけで約3900億ウォン(約300億円)にのぼる。 最近ネットユーザーは「ポロロを2018年平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック(五輪)のマスコットにしよう」という署名運動を繰り広げた。 「ポロロの頭文字‘P’は平昌の‘P’だった」という冗談も広まった。 ミッキーマウスのキャラクター王国ディズニーは非公式的な経路でポロロのキャラクター買収意向があると表したという。 最近ポータルサイト検索語10位圏にこのペンギンが登場した理由だ。
ポロロ人気の理由は何か。 ディズニー・ケロッグなどのマーケティングを担当したコンサルタントのダン・S・エーカフよると、子どもが特定キャラクターを好むようになる理由はおよそ4つあるという。 一つ目は「養育同一化」だ。 子どもはポロロを育てながら情緒的な安定を得る。 ある心理学研究によると、6歳まで子どもが見る夢の80%が「動物の夢」だ。 動物を通して不安を解決する。 この時の動物は丸くて安らかな姿でなければならない。 生後18カ月から子どもはとがったものや鋭い線を脅威の要素として感じるからだ。