【噴水台】コピーキャット
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.09.07 16:49
コピーキャットの語源は定かでない。 16世紀に英国で軽蔑的な人を指した猫(cat)という言葉に、後に複写(copy)するという意味が加わり、摸倣者をいうようになったという説がある。 また、子猫が獲物をとる母猫を真似ながら生存技術を身につける姿から生まれたという解釈もある。 とにかく19世紀に初めて登場したこの言葉は、摸倣犯罪(copycat crime)や摸倣自殺(copycat suicide)という形でよく使われる。
一般人が聞き慣れ始めたのは、1995年に同名のハリウッド映画が出てきてからだ。 著名な犯罪心理学者が摸倣殺人犯を捕まえるというストーリーだ。 これより先に出てきた映画「エイリアン」シリーズで、片手に火炎放射器を装着した機関銃を、別の手に幼い少女を抱いて外界の怪物を退けた強靭な女戦士の姿を見せたシガニー・ウィーバーが、広場恐怖症に苦しむ連続殺人犯専門学者に変身したのが異彩を放つ。