ソニーコリア社長「韓国人の趣向に合わせられなければ取り残される」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.08.16 15:46
「日本のソニー本社よりもソニーコリアがもっと保守的な面がある。 年功序列を重視する傾向も強い」。
ソニーコリアの糸木公広社長(54)の言葉だ。 糸木社長は2000年代に入ってソニーコリアが迎えた最初の日本人社長で、昨年7月に赴任した。 糸木社長は最近、中央日報とのインタビューで、「やや硬い感じのソニーコリアにソニー特有の自由な雰囲気を吹き込むために努力した」と過去1年間を振り返った。
実際、糸木社長が赴任した後、ソニーコリアにはビヤパーティーやスポーツデー、最高経営責任者(CEO)とのディナーなど役職員が集まって楽しむという行事が増えた。 「CEOとのディナー」のメインメニューはサムギョプサル(豚バラ肉)に焼酎爆弾酒(焼酎のビール割り)だった。 若い職員の声に耳を傾ける席だ。 必要な場合は職員の声を反映した。 グローバル交流を拡張するという意味で、韓国人職員6人をソニー本社と海外法人に派遣したのがこうした例だ。 この秋には4人を追加で送る計画だ。