「入国不許可」を楽しむ日本の議員
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.07.31 10:22
しばらく切っていたツイッターにアクセスし、ある日本の政治家の8042人目のフォロアーとして登録した。来る、来ないという話が入り乱れていた彼の行動が気になってきたためだ。ツイッターに残されたツイートだけで判断するなら、彼は1日午前に韓国行き飛行機に乗り玄界灘上空を飛んでくるのは明らかに見える。最終行先地とした鬱陵島(ウルルンド)どころか空港の入国審査を抜けることもできずに戻ることは確実だが彼はどこ吹く風だ。例えば30日午前に書き込まれたツイートで彼はこのように書いた。「皆様より私達の韓国視察について多くの激励をいただき、本当に嬉しく心強く感じています。韓国は入国禁止措置を予告してきましたが、計画を変更するつもりはなく、日韓関係に否定的な影響を与えるつもりもありません。信念持って行動します」。
日本の野党自民党の領土特命委員会所属の新藤義孝議員は、韓国人が独島(トクト、日本名・竹島)問題をどう考えているのかを“調査”するために鬱陵島(ウルルンド)を訪問すると明らかにした議員団4人の代表だ。だが、彼のツイッターを見ると訪問目的が単純な“調査”にはとどまらないことがわかる。彼は記者会見を通じ訪問計画を初めて明らかにした7月15日以後、ほぼ毎日韓国メディアの報道を詳しく伝えながら「日本では想像出来ないほど加熱しています」と書いた。韓国世論が沸き上がり、韓国政府の対応の水準が高まるほど彼は快哉を呼んでいることだ。
「不思議なことに日本ではほとんど報道されません」として独島問題に無関心な大多数の日本国民に関心を促すことも忘れなかった。「カメラだけではなくビデオ(メディア)同行ではないのですか?」という提案に対しては「もちろんビデオも持っていきます」と答えた。この程度ならば彼の下心を推測できるのではないか。