【時論】鬱陵島に来ようとする日本の議員へ(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.08.01 11:58
日本の第一野党自民党の「領土に関する特命委員会」所属国会議員4人が8月1日から4日まで訪韓しようとしている。ソウルで韓国側カウンターパートと独島(トクト、日本名・竹島)の最近の状況について意見を交わした後に鬱陵島(ウルルンド)の独島博物館に立ち寄り、独島に対する韓国の実効的支配を視察するのが目的とのことだ。日本の代表的保守メディア産経新聞は彼らの動きを、「敵情を探る狙いがある」と書いた。日本語の「敵情」には、「相手方の動静」という意味もあり大きく気にすることではないが、それでも聞いて愉快ではないというのが率直な心情だ。
彼らが真に「敵情」を探るのなら鬱陵島の独島博物館ではなく独島に行かなければならない。それにもかかわらず、彼らが独島の実効的支配とは関係ない鬱陵島の独島博物館に行こうとする理由は何だろうか? 韓国の国内法上独島に行くには入島許可を受けなければならない。公人の彼らが韓国で入島許可を受けて独島に入ることになれば、それは独島に対する韓国の管轄権を認める結果になるためだ。