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「死んでもいい?」中国人観光客が同意書を書いて漢江で食事

ⓒ 中央日報日本語版2011.07.04 13:27
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中国人観光客ら約90人が暴雨の中、「死んでもかまわない」という同意書にサインをして漢江の船着場のレストランで食事をして物議を醸した。暴雨で孤立したこの観光客は、結局、申告を受けて出動した救助隊によって救出された。

3日午後10時50分頃、ソウル麻浦区合井洞(マポグ・ハプジョンドン)にある船着場で、中国人観光客数十人が手すりにつかまり、足をどんどん踏み鳴らしながら救助を今か今かと待っていた。暴雨による増水で、船着場と陸を連結する桟橋が水につかってしまっていた。

 
申告を受けて出動した救助隊は、安全ロープを利用して彼らを引っ張り出そうとしたもののうまくいかず、結局、消防救助隊を動員し、何度も往復を繰り返した末に中国人観光客88人とガイド3人を無事に救出した。

消防署の調査の結果、中国のある企業の職員らは団体で観光に訪れ、旅行会社のガイドにしたがって同日午後6時頃から3時間ほど、華僑が運営する船着場の中のレストランで食事をした。この過程で、暴雨によって増水しているから危ないと引き止めるレストランのオーナーの言葉に、ガイドは「人命事故が起こっても責任を問わない」と言う同意書まで書いて食事を要求したという。

麻浦消防署の関係者は4日、「1カ月前に予約したが、日程をキャンセルすると違約金などの金銭問題が発生すると考えたガイドが無理をしたようだ」と明かした。

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