現代車副社長、高速鉄道のブラジル輸出を指揮(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.05.19 12:02
鄭義宣(チョン・ウィソン))現代自動車副会長(41)が業務領域を広めている。自動車だけでなくグループ新規事業の意思決定にも深く関与しているのだ。
23兆ウォン(約1兆7000億円)にのぼるブラジル高速鉄道受注戦(今年7月)が目の前に迫った中、鄭副会長は18日、ブラジル与党・労働党所属のマイア下院議長の一行とともに、高速鉄道車両を製造する慶尚南道昌原(キョンサンナムド・チャンウォン)現代(ヒョンデ)ロテム工場を訪れた。
鄭副会長が自動車以外にグループ核心系列会社の主要事業に関与するのは今回が初めて。1988年に始まった韓国型高速鉄道技術がその間、数多くの難関を乗り越え、14年目にして初めて海外に輸出される可能性が高まっている席だ。マイア氏の一行はこの日午前、現代ロテム昌原工場を見回りながら、ロテムの鉄道車両製造技術力をチェックした。