ストレス受けたバービー人形、中国から撤退
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.03.09 11:22
中国に進出した米国企業が次々と出て行っている。今回はバービー人形を製造する米玩具会社マテル(Mattel)だ。米国最大ホームインテリア資材流通会社ホームディポと家電流通会社のベストバイはすでに看板を下ろした。これは中国の商慣行や消費者に適応できない「チャイナストレス」現象といえる。
フィナンシャルタイムズ(FT)は8日、上海の淮海路にあるバービーハウスが2年で閉鎖されると報じた。ピンクの照明が目を引くこの売り場は09年、バービー誕生50周年を記念して設立されたもので、世界最大規模を誇った。マテル社は戦略の変化を撤収理由で明らかにしたが、最も大きな理由は現地化の失敗だ。