「グーグル、中国で数週以内に撤退」…海外メディア
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.03.16 08:46
‘インターネット恐竜’グーグルが中国市場を去る。ウォールストリートジャーナル(WSJ)など主要海外メディアは15日、「グーグルが数週以内に中国市場から撤退する手続きを踏んでいる」と報じた。グーグルの中国撤退を既定事実化したのだ。
その間、グーグルは中国政府にインターネット検閲の中止を要求してきた。‘中国撤退’という背水の陣まで敷いた。しかし中国政府は公開的に「出て行くなら出て行け」という姿勢を見せた。中国政府との交渉は膠着状態に陥り、結局、グーグルは撤退の道を選んだ。
中国市場からの撤退はグーグルとしても容易でない決定だ。中国でインターネットを使用する人は現在4億人で、一日25万人ずつ増えている。さらに中国は世界で最も速い経済回復傾向を見せている‘世界の市場’だ。グーグルの創業理念は「悪いことはするな」(Don’t be evil)だ。それでもグーグルは‘悪いこと’である政府の検閲まで受け入れながら06年に中国に進出した。それほど中国が魅力的な市場だったからだ。