3回の異常信号…なぜKTX運行を中断しなかったのか(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.02.14 09:49
最先端技術の複合体と呼ばれる韓国型高速鉄道がナット一つのために脱線した。光明(クァンミョン)駅KTX脱線事故の原因に挙げられたコントロールボックスはレールの横に設置されている。高速鉄道駅の信号体系室から信号を送れば、実際にレールを動かして線路を連結する装置だ。列車が停車したり線路を変える時に使われるこの装置は、レールを動かした後に線路に固定させる役割もする。
韓国鉄道技術研究院のキム・ヨンギュ列車制御通信研究室長は13日、「コントロールボックスの中にはレールを移動させた後に固定させるコントローラーがある。コントローラーに異常が生じれば、動いたレールを固定させられず、列車が脱線することがある」と述べた。