日本に傾いたトルコ原発…結局は資金力(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.12.27 08:43
結局はお金の力だ。トルコ原子力発電所の受注戦で日本にリードを許している。まだ完全に結果が出たわけではないが、形勢は傾いている。
ちょうど1年前の09年12月27日。アラブ首長国連邦(UAE)で原子力発電所(原発)建設工事を受注したというニュースが入ってきた。工事費400億ドル、リビア大水路工事の6倍を超える工事の受注に国民が歓呼した。これを記念して政府は12月27日を「原子力の日」に指定した。今年初めには原発を毎年2基ずつ輸出し、新しい輸出主力商品に育成するという野心に満ちた計画を出した。フィリピン・アルゼンチンなどが原発協議のために韓国を訪れ、トルコとの原発受注交渉も本格的に行われた。近いうちに契約書にサインをし、あとは人と資材さえ送り込めばよいという流れだった。