対トルコ原発輸出交渉、合意に至らず…日本が接近(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.11.15 14:44
トルコに原子力発電所を輸出する計画が終盤に重大なヤマ場を迎えた。 李明博(イ・ミョンバク)大統領とトルコのエルドアン首相は13日午前、青瓦台(チョンワデ、大統領府)で首脳会談を行い、原発プロジェクト協力を議論したが、合意には至らなかった。 李大統領は主要20カ国・地域(G20)首脳会議に出席するため訪韓したエルドアン首相を青瓦台に招待し▽原発建設▽防衛産業▽インフラ建設--などでの協力を拡大することにした。
政府は当初、この会談で原発輸出のための政府間協約(IGA)を締結するという目標のもと、終盤まで実務交渉を続けたが、結局、最終合意には達しなかった。 金姫廷(キム・ヒジョン)青瓦台報道官は会談後の記者会見で、「原発に関しては価格など両国に見解の差が見られる部分があり、今後も協議を続けていくことにした」と述べた。