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【分析】韓米FTA妥結、自動車を譲歩して同盟固める(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.12.06 09:59
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オバマ米大統領は4日(現地時間)、韓米両国にとって利益になる結果だとして歓迎した。李明博(イ・ミョンバク)大統領も「大きな経済的利益をもたらすはずであり、韓米同盟を一段階高める契機になるだろう」と述べた。与党は全般的に「うまくまとまった交渉」と評価したが、野党は「屈辱交渉」と非難し、批准反対を宣言した。

FTAはお互い市場開放の程度を高めようとするものだ。今回、07年に比べて開放の幅や時期はやや後退した。また米国自動車業界の困難、オバマ政権の政治的難関に配慮した妥協の産物である点も否認しがたい。それでもFTAの利益がすべて蒸発してしまったわけではない。関税撤廃や規制適用期限が修正されたが、これは時間が過ぎれば解決する問題だ。今回の合意事項を含むFTA全体がすべて履行される時点には、07年締結当時に期待した利益が実現されるということだ。両国がともに批准を急がなければならないのもこのためだ。より多くを譲歩したとしたとはいえ、当の韓国自動車業界は「大きな問題はない」という反応だ。

 
対外経済政策研究院のソ・ジンギョ研究調整室長は「従来の合意に比べて劣っても、FTAが発効しないことに比べるとはるかによい」と述べた。ソ室長は「FTA発効で韓国が得る利益が100なら、追加交渉で譲ったのは10未満であり、大きな枠で見る必要がある」と語った。


【分析】韓米FTA妥結、自動車を譲歩して同盟固める(1)

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