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【社説】韓米FTA追加交渉を妥結、国益のため批准すべき

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.12.06 08:44
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紆余曲折の末、韓米自由貿易協定(FTA)追加交渉が妥結した。米国が強力に追加交渉を要求した自動車分野で韓国側が大幅に譲歩し、畜産物・医薬品特許分野で米国の譲歩を得た。追加交渉の得失を正確に計量化するのは難しいが、韓国側交渉代表の金宗フン(キム・ジョンフン)通商交渉本部長が主張するように、「完全な利益の均衡」とは考えにくい。最初から追加交渉自体が米国内の政治的な事情から始まったという点で、対等な均衡は期待できなかった。当初の交渉案を貫徹できなかったという点では惜しまれるしかない結果だ。

特に両国政府がすでに合意した内容をめぐり、一方の国内事情のために再交渉し、追加交渉の内容面でも当初案より開放の程度が後退したのは、自由貿易の拡大というFTAの基本精神を傷つけるだけでなく、国家間協定の安全性を害したという点で良くない先例を残した。私たちはこうした理由で米国側の強引な再交渉要求が不当だという点を指摘していた。しかし結果に満足できないからといって、韓米FTAの締結に伴うより大きな国益を無視することはできない。米国の再協議要求を断って韓米FTAを完全に失うよりも、再交渉を通して次善の結果でも得るほうがよいからだ。惜しまれるが、再交渉をしてでも韓米FTAをできるだけ早く成立させるべきだと明らかにした理由だ。

 
韓米FTAは最初の交渉案妥結から3年5カ月ぶりに突破口が開かれた。残りの手続きは合意文書の署名と交換、そして両国国会の批准だ。米国側はオバマ大統領が満足感を表しただけに、議会での批准手続きも円満に進む可能性が高い。問題は韓国国会の批准だ。野党はすでに「一方的な譲歩」「屈辱的交渉」とし、批准に反対する動きを見せている。しかし韓米FTAは単に追加交渉の結果だけをめぐり得失を問うものではない。国家間交渉はどうせ相対的なものであり、交渉の得失は交錯するものだ。最善でなければ次善ででも国益に役立つかどうかを考えなければならない。野党も無条件に反対するのでなく、長期的に韓米FTAが大韓民国の国益を増進させる土台だという点に注目することを望む。また今回の交渉結果を「一方的な譲歩」として反対すれば、これまで最初の協定案批准になぜ反対したのかを、国民に説明する必要がある。

韓米FTAが成立すれば、韓国は米国と欧州連合(EU)という世界最大の2大経済圏とFTAを同時に結ぶ唯一の国となる。貿易で成り立っている韓国としては、経済の安定成長はもちろん、最近の安保危機の中で国際的な支持を保障する翼をつけるようなものだ。経済・軍事的に力を強めている中国に対するテコとしても、韓米FTAと韓EU間FTAは大きな役割をするだろう。韓米FTAは惜しまれる点はあるが、大きな枠で見て成立するほうが国益になる理由だ。


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