韓国政府、朝日新聞の「南北開城接触」報道を否定
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.09.13 11:26
人道的問題を前面に出した北朝鮮の対南平和攻勢が強まっている。10日には秋夕(チュソク、中秋、9月22日)を契機に金剛山(クムガンサン)で南北離散家族再会行事を開こうと提案してきた。4日にコメを含む対北朝鮮支援を要求し、イカ釣り漁船「テスン号」と船員7人(韓国人4人、中国人3人)を拘束1カ月後の8日に送還した。
こうした提案と動きは、北朝鮮の朝鮮赤十字社が大韓赤十字社に通知する形で行われ、「人道主義」を強調する雰囲気だ。政府当局者は12日、「われわれが拒否しにくい離散家族対面カードを持ち出したという点は、北朝鮮が今後、人道的な懸案を持ち出して南北関係の主導権を握ろうという意図」と述べた。