「まさか韓国が…」 実験結果に驚いたボリビア政府
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.09.07 11:06
グローバル資源戦争で韓国は西欧の先進国はもちろん、日本や中国に比べても劣勢だ。しかしボリビアのウユニ(Uyuni)リチウム確保競争では、韓国は一歩遅れて参入しながらも日本・中国・フランスに一歩リードしている。韓国が資源戦争で勝つためには何をすべきかを、今回の例はよく表している。
韓国がボリビア資源開発と縁を結んだのは06年。老朽化したコロコロ銅鉱山再開発をめぐり、中国企業との競合の末、韓国鉱物資源公社(KORES)が事業を獲得した。その代わり中国はボリビア地質研究所と5年間のテクニカルサポート契約を結んだ。ところが契約を着実に履行した韓国とは違い、中国はテクニカルサポートを相次いで延期した。ボリビアが韓国に対して好感を抱き始めたのはこの時からだ。
ボリビアはウユニリチウム開発事業への韓国の参加を認めていなかった。突破口を開くには高位級チャンネルが必要だった。金洪洛(キム・ホンラク)駐ボリビア大使は本国に特使の派遣を要請した。