セクハラ発言で２０日、ハンナラ党から除名された康容碩（カン・ヨンソク、初選）議員は過去にも類似の問題を起こしたことがあった。

２００５年４月、ハンナラ党中央党運営委員だった康議員は当時、党のホームページに「セクシーな朴槿恵（パク・クンヘ）」というコラムを書いた。康議員はこの文で「次の大統領選挙を思うと眠れない。朴槿恵から私は希望を見出す」とし「まず彼女はセクシーだ。所帯持ちの男の立場でぜい肉一つなくすらっとした体に子どものいない処女である朴槿恵に対し、セクシーだという表現ほど適当な言葉を見つけにくい」と書いた。それとともに「１０年以上しているという丹田呼吸する写真を見ろ。朴槿恵の逆立ちの姿、完璧なアーチ模様の腰に感歎を禁じえない」と言いながら丹田呼吸する朴槿恵当時代表の写真を一緒に掲載した。朴前代表を誉めるために書いたというこの文は朴前代表を性的に卑下じたという批判を党内外で引き起こした。ネチズンは「大統領選挙が人物と体を見て選ぶ選挙か」と非難した。

康議員は７・１４ハンナラ党全党大会翌日にも自分のブログにこう文を書いた。「政治とは本当に妙なものです。私はまだそうではないが５０、６０代中盤に入った先輩たちは、きれいな女性を見てもただきれいな花を見たことみたいに思うものだ。どうにもならない存在だと知っているから。政治はそんな男たちの胸もときめかせたらどれだけすごいだろう」

京畿高校、ソウル大学法学部を卒業した康議員は、司法試験（３３回）に合格して米国ハーバードロースクール学生代表を務めた。２００４年１７代総選挙に出馬して落選した。２００７年ハンナラ党大統領候補予備選挙時は李明博キャンプで活動し、親李系の支援で２００８年１８代総選挙で公認を受け当選した。




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