韓米首脳「戦作権転換、2015年12月に延期」合意
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.06.28 08:22
李明博(イ・ミョンバク)大統領とオバマ米大統領は27日(日本時間)午前、カナダ・トロントで行われた首脳会談で、「戦時作戦統制権(戦作権)の韓国軍への転換を2015年12月1日に延期する」ことで合意した。これを受け戦作権の転換時期は、07年2月に両国が合意した2012年4月17日より3年7カ月ほど遅れることになった。
オバマ大統領との会談で、李大統領は北朝鮮の2度目の核実験などで変化した安保環境、韓国軍の準備状況などを考慮し、戦作権転換時点を遅らせることを公式要請し、オバマ大統領はこれを受け入れた。青瓦台(チョンワデ、大統領府)は「両国首脳は新しい転換時期に合わせて必要な実務作業を進行するよう、両国国防長官に指示することにした」と明らかにした。