【社説】国会、「天安」対北朝鮮決議案から採択すべき
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.06.08 11:54
今日、国会は本会議を開き、国会議長団を選出するなど第18代国会の後半期の活動を始める。第18代国会の前半期は歴代最悪の姿を見せた。民主主義の殿堂である国会に民主的な手続きがほとんど見られなかった。対話と妥協は消え、暴言・暴力など極限対立ばかり繰り返された。後半期の国会には、これを教訓としてもう少し自制し、対話で共存する道を見いだす姿を見せてほしい。
前半期の国会が政争に没頭する間、数多くの国政課題がどんどん積もっていった。特に世宗(セジョン)市と4大河川事業など巨大な国策事業は早期に知恵を集めて決着をつけなければならない。与野党がお互い耳はふさいで声だけ高める間にも、莫大な予算がずっと投入されている。投資が決まっている民間企業の負担も大きい。行き詰まったところを乗り越え、不可能に見えるところから道を探し出すのが政治だ。相手を屈服しようとすれば決して妥協はない。すでに与野党はお互い主張することは十分に陳述した。今は選挙の民心を考慮し、お互いの立場に配慮しながら、合意点を見いだすことを望む。その他にも国会がやるべきことは山積している。いつまでも攻防に没頭してはいられない。