中国の労働者が怒った…外国投資企業に危機感
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.06.04 14:32
#日本ホンダ自動車は中国広東省仏山工場の従業員の賃金を24%引き上げることにした。 使用者側の譲歩で従業員は先月17日から始めたストライキを暫定中断し、1日から業務に復帰した。 しかし従業員は「来年1月から月給を追加で15%引き上げなければ4日からまたストに入る」と宣言した。
中国の労動市場が揺れている。 賃上げを要求する労働者のストが相次いでいる。 労働3権のうち団体行動権が制限されている中国で、ストが同時多発的に発生するのは異例だ。
今回のストについて中国労動市場の構造的変化が始まったという見方もある。 労働者の権利意識が高まり、低賃金を武器としてきた中国の位置づけも変わるだろうという指摘だ。 中国に進出したある石油化学会社の関係者は「中国の新労働法が発効し、最低賃金が大きく上がった」とし「超過勤務手当が大幅に上がった点は企業にとって大きな負担」と述べた。