韓日中投資協定、なぜ遅れる?
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.05.25 14:58
23日、ソウルで韓国・日本・中国通商相が会い、韓日中投資協定の年内妥結に向けて最善を尽くすことで合意した。 実際、3カ国間の投資協定はすでに07年1月の3カ国首脳会談で推進に合意している。 昨年10月にタイで開かれた3カ国通商相会議でも「2010年初めまでに3カ国投資交渉で実質的に合意しよう」という意見をまとめた。 投資協定のための3カ国間会議も過去3年間に10回も開かれている。
にもかかわらずなぜこのように遅れているのか。「今年初めの合意」から「年内合意」に目標時限が遅れたのは、投資協定をめぐり3カ国間の複雑な計算があるからだ。 すでに韓国は日本・中国と2国間の投資協定(BIT)結んでいる。 投資協定には▽海外投資家に国内企業と同等な待遇を保障▽事業での収益を自由に送金できる▽法令が新たに作られたり改められる場合、あらかじめ知らせて対処できる--などの内容が主に含まれている。