【社説】韓日中外相会談の核心議題は「天安」だ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.05.14 10:30
‘天安(チョンアン)外交’の真っ最中だ。合同調査団の最終調査結果発表を控え、韓国と米国、中国など当事国と関連国の外交の動きが慌しくなっている。これまで確認された物的・状況的証拠が強力に示唆しているように海軍哨戒艦「天安」沈没が北朝鮮の攻撃という結論が出た場合に備え、外交的対応策が水面下で活発に議論されている。
クリントン米国務長官は12日、中国の戴秉国国務委員(外交担当)と1時間以上も通話し、「天安」事態について重点的に議論したという。クリントン長官は24日に北京で開かれる米中戦略・経済対話に出席する際、韓国を訪問する可能性もある。キャンベル米国務次官補(東アジア・太平洋担当)とともに北京を訪問したソン・キム6カ国協議担当特使が12日、ソウルで韓国政府の関係者と会った。こうした中、明日から2日間の日程で韓日中外相会談が開かれる。「天安」事件後、北東アジア3カ国の外相が1カ所に集まるのは初めてだ。「天安」事態は当然、この会談の核心議題にならなければならない。