政権交代を主導した鳩山由紀夫民主党代表が１６日に日本首相に公式就任する。
民主党は１日、自民党と首相選出手続きのための協議を行い、このように合意したと、読売新聞が２日報じた。鳩山代表は首相に就任すれば直ちに連立政権の組閣に入る予定だ。自身を含む１７人の内閣名簿は早ければ１６日中にも確定する。
連立政権の発足にも拍車を加えている。鳩山代表、福島瑞穂・社民党党首、亀井静香・国民新党代表は１日、国会で会談し、連立政権に対する基本方針に合意した。２日には岡田克也・民主党幹事長を主軸に「民・社・国」３党の幹事長が会い、具体案を議論した。
政権移行作業も加速している。岡田幹事長は２日、首相官邸を訪問し、円滑な政権移行と新型インフルエンザの対応、災害体制の稼働に対する協力を要請した。民主党は新政権の核心機関になる国家戦略局設置根拠法案の国会提出も急いでいる。
鳩山代表は今月開催される主要２０カ国・地域（Ｇ２０）会議に向けて、１日、財務省の官僚と日本銀行（日銀）総裁から業務報告を受けた。
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