ブッシュ米大統領は１２日、ワシントンのホワイトハウスで開催された告別記者会見で議会の反対を受け、韓・米自由貿易協定（ＦＴＡ）が批准されなかったことに対して「非常に残念だ」とし、速やかな批准同意を促した。
ブッシュ大統領は民主党が掌握している米議会で保護貿易主義の台頭を懸念し、米国経済のために「韓国、コロンビア、パナマとのＦＴＡ締結が重要だ」と強調した。
ブッシュ大統領は任期中に‘悪の枢軸’と規定した北朝鮮とイランに対し「相変らず危険だ」とし「北朝鮮は高濃縮ウラン（ＨＥＵ）核プログラムを開発している可能性がある。北朝鮮が米国との関係改善を望むのであれば、核プログラムを推進していないことを立証すべきだ」と指摘した。