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「FTA批准後、米国が再交渉要求時は第2のろうそく集会」(1)

2008.12.21 13:39
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朴炳錫民主党政策委議長が見た急冷政局

 
与党の予算案単独処理で凍りついた政局が韓米自由貿易協定(FTA)批准同意案上程問題で正面衝突の様相を呈している。ハンナラ党洪準杓(ホン・ジュンピョ)院内代表は「法案戦争」という表現まで使って主要争点法案の年内処理を宣言し、野圏は場外乱闘も辞さない態勢だ。深刻な経済危機状況で政界はどうしてここまで極端に争わなければならないのか、李明博(MB)政権の経済ドライブにどんな問題があるのか、民主党の政策司令塔である朴炳錫(パク・ビョンソク)政策委議長に会って聞いた。

--韓・米FTAは参加政府で成り立ったものなのに、常任委上程さえ阻むといってハンマーまで動員するのはひどいことではないか。

「こんな姿を見せて国民に申し訳なく思う。しかし考えてほしい。朴振(パク・ジン)外交通商委員長が動員した秩序維持権とは何か。秩序維持権で所属議員たちが会議場の中に入って行くのを阻むのではなく、むしろ正当に自分の常任委に入って行こうとする同僚議員を邪魔するハンナラ党議員を制止しなければならないのではないか。MB政権の焦燥感と強迫観念で妥協の政治は消えて、圧迫政治だけ残っている。数で追い詰めるというのだ」

--それなら民主党はFTAに反対するのか。

「むやみに反対するわけではないが、状況はこうだ。オバマ氏が大統領選挙過程で韓米FTAに対して何回か否定的立場を明らかにしていたが、当選後には一切発言がない。状況が非常に流動的だ。オバマ氏が議会に批准同意を要請するか予測しにくい状況で、やたらに我々が先を行こうとすれば何が起こるかわからない」

--まず韓国側が先に批准同意をして、米国に促すことも方法の1つでは。

「ペルーは米国とのFTA協議案を議会で批准同意したが、米国が再交渉を要求するとまた批准同意をしなければならなかった。もしハンナラ党が無理やりにFTA批准案を通過させた後、オバマ政府が再交渉を要求してきたら牛肉ろうそくデモのときよりずっと深刻な事態が来るかもしれない」

働き口確保予算放置、後悔する日来る

与野党対立の溝は思ったより深いようだった。与野党が決定的に割れたきっかけは13日の予算案処理だった。

--経済危機克服のために社会間接資本(SOC)投資を増やす内容の予算案の何が問題なのか。

「内容・手続きすべて間違っていた。土木事業は就職口の創出効果は大きくない。SOCは我が国が経済協力開発機構(OECD)会員国平均水準より高い。今最も急がれるのは働き口を守ることであり、このために我々は就職口確保のための予算4兆3000億ウォンを要求した。特に非正規職の正規職転換のために6000億ウォン反映を強力に主張し、ハンナラ党指導部も、どんな名目であれこの予算は反映すると約束した。しかしどういうわけか、その約束を使い古した靴のように捨てた。来春、経済がさらに厳しくなればハンナラ党が就職先確保のための予算を確保しなかったことを大きく後悔し、泣きついてくる日が来るだろう」


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