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「米国、FTA再交渉は簡単に提起できない」

2008.11.21 10:05
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外交通商部の李恵民(イ・ヘミン)自由貿易協定交渉代表は20日、韓米自由貿易協定(FTA)と関連し、「米国が再交渉を簡単に提起できるものではない」との見方を明らかにした。

李代表はこの日、青瓦台(チョンワデ、大統領府)のホームページへの寄稿で、「すでに署名された協定の再交渉を要求することは国際慣例にはずれるだけでなく、世界貿易機関(WTO)の新多角的貿易交渉(ドーハ・ラウンド)など多国間・二国間交渉で米国政府の対外信頼度を相当に損傷させる恐れがある」とした。

 
李代表は、「大統領選挙の過程でオバマ氏が自動車貿易不均衡と関連して韓米FTAについて否定的な言及をしたのは事実であるため、再交渉を要求する可能性は完全に排除することはできない」としながらも、「特定分野に対する再交渉を図るなら、全体的なバランスが崩れ‘パンドラの箱’を開けるような状況を招く恐れがある点を米国もよく分かっている」と主張した。

また、「一部では米国の再交渉要求に備え批准同意案処理を遅らせていると主張しているが、韓米FTAの再交渉はないというのが韓国政府の基本姿勢だ」と強調した。




【ニュース特集】韓米FTA(自由貿易協定)

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