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‘為替パニック’…韓国だけがなぜ?(2)

2008.09.30 10:50
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◆‘1ドル=1300ウォンまで上昇も’=短期的には悪材まみれだ。今月の貿易収支も赤字となる見通しだ。この場合、市場心理は一層ドル高側に振れることが予想される。

三星(サムスン)先物のチョン・スンジ研究員は「1ドルが1200ウォンを割り込む場合、1300ウォン台まで上がる可能性がある」と話している。中小企業銀行のキム・ソンスン次長は「あまりにドル需要が多く、どのラインまでドル高が進むかを予測するのは無意味な状況だ」と言う。

 
政府はこの日、約10億ドルを市場に放出した。しかしこうした方法は一時的な対処にすぎない。流動対外債務(短期対外債務+1年以内に期限がくる長期対外債務)が6月末現在で2223億ドルに達しており、2432億ドル余りの外貨準備高を無制限に使うことはできない。外為当局関係者は「市場安定のためには外貨準備高を使うほかないが、外貨準備高が減ったという批判が集まるのではないかと困惑している」とし、「経常収支が改善されない限り、為替相場を根本的に安定させられる妙策はない」と話している。


‘為替パニック’…韓国だけがなぜ?(1)

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